食パンとの別れ

巨大なパンが現れてから1週間後

 

フランスパン教集会所(旧クロワッサン教第3支部)において巨大な衝突が発生していた。

この衝突により、各派閥甚大な被害を受けた。

 

さらにそれから1週間後コメスタン本部にて 

 

「親野さん。先日の戦いの報告書です。」

 

14:26

各方面からパンが集結する。

14:31

現地エージェントからの通報を受け、コメスタン第2,3,4支部が現場にむかう。

14:33

一度目の激突。

14:36

コメスタン到着。これを受け、フランスパンが亀裂よりフランスパンの天使を呼び出す。

14:42

クロワッサンの攻撃により、フランスパンの天使が全滅する。ここまでに、第3支部第2部隊が壊滅。他の部隊も半数近くの人員を失う。

14:46

二度目の激突。食パンがフランスパンに対し大きなダメージを与え、フランスパンが亀裂に一時撤退する。

14:49

フランスパン再出現。

14:50

フランスパンが食パンに対し攻撃を開始する。

14:58

フランスパンの攻撃により、食パンが破壊される。

14:59

小麦粉が主原料だと思われる巨大な塊が出現する。

15:02

西親子到着。

15:05

西親子が何かの儀式の準備を始めたのを確認し、フランスパンが撤退する。

...

 

「...ふむ、この空白はなんだ?」

「はて?現場から送られてきたものをまとめただけですから、文字を消したりはしていないはずですが...」

「まぁよいか...西親子の行おうとした儀式が鍵を握りそうだな。今すぐ西博士に連絡を」